原因という根から症状が表面化
土のある所には草が生えます。緑の草の部分は症状です。これに対し茶色い根っこの部分は原因です
心や体の症状への対処は大きく分けると2通りに分ける事ができます
一つは症状に対して、その症状を取る方法です
例えば、うつ病には抗うつ薬、不眠には睡眠薬、胃痛には胃薬、吐き気には吐き気止め、という様に現れた症状を抑える対処法の事を対症療法といい、薬が得意な分野です
根が張っている限り
症状はいつまでも続く
図でいうと対症療法は鎌で症状である草の部分を刈り取るという事です。草が無くなれば症状は消えて楽になります。でも数日たてば、また草は生えてきます。それを繰り返している内に目に見えない根っこの部分は更に細かい根が増えていくという悪循環です
心理カウンセリング、認知行動療法、暴露療法、森田療法、オープンダイアローグ、潜在意識の書き換え、コーチング、マインドフルネス、メンタル関連の本などは草です
つまり、症状である草の部分を薬で何回も刈り取っても根っこがある限りは繰り返すということです。そして草も根っこが多くなると根付いてしまって、抜こうとしても、なかなか抜けなくなります。この様な状態が慢性症状です。いつまでたっても良くならないという状態ですね
人には症状の原因を自ら治す自己治癒力というものが備わっています。しかし、その自己治癒力が上手く働かなくなったり原因が大きくなりすぎて追いつかなくなってしまったり、そうなると原因を無くす事が出来なくなって、いつまでも辛い症状と付き合う事になってしまいます。これも慢性症状と言えるでしょう
症状を刈り取ることも大切ですが
根っこを抜く事、草が生えてこない
土壌を作る事はもっと大切な事です
原因という根を抜く事が大事!
その大切な事をするのが根本療法です。根本とは原因の事です。原因を取り除いていく方法です。慢性症状の原因は何かと言うと脳自律神経への長期的なストレス、薬の影響、習慣の乱れなどです。長年に亘って根っこ(原因)がびっしりと張った状態になると草(症状)も大きくなり辛い症状としてあなたを苦しめるのです
弊所の指導、施術は根本療法です。つまり草の根っこを1本ずつ抜いていく対処法です。 細かい根っこが少し取れると草は弱くなって枯れていきます。更に根っこが取れると、また1本と言うように枯れていきます。草が枯れた分だけ症状が取れるという事です。これは自然現象です
草が全部枯れて症状が無くなると解決したと思われるかもしれません、ところがそう簡単ではないのです 土の中には太い根っこがまだ残っています。この太い根っこが体質です。更に施術を重ねるのと並行して心のリハビリの積み重ねで太い根っこもやがて取り除く事がで症状が気になる事なく楽に暮らせます。ここまで来て「綺麗さっぱり解決」と言えます
土壌が豊かでなければ
質の良い葉は育たない
あなたを苦しめる症状は昨日、今日、急に現われたものではありません。そのずっと前から心と体の奥深くで着々と根をはって進行してきたものです。言い換えれば今の症状は知らず知らずの内に自分自身が作ってきたものです ですから短期間で良くなるものではありません。草の根でも一気に抜こうとすればブチブチっと千切れてしまい奥深くに残ったままになってしまいます
そうならないよう、ゆっくりと1本1本、丁寧に原因という根っこを抜いて豊かな土壌を作るように根本から良くして「本来のあなたを取り戻して生きましょう」
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